防災グッズで救命、救助

防災グッズの準備、装備しながら災害の真っ只中を急ぎ足で駆け上っていく、だれしもがその場から離れるために、迅速に行動していきます。

 

あの白い坂道は普段のおだやなか風景ではなく、重い防災リュックや救命道具を背負った人たちでごった返し、不安な白いため息混じりの言葉は少なく、皆一様に引き締まった表情を浮かべて、振り返る様子もことさらありません。

 

 

地殻変動がひとたび激しくなれば、こと日本列島ではさながら珍しい光景ではないのかもしれません。

この地に生とし物はだれもがしっている事実です。

防災、そして防災グッズと頭によぎる瞬間です。

 

 

後手に津波による洪水が押し寄せる、周りに火の手が上がる、足腰の弱い老人や子供が逃げ遅れる。

 

 

一つ家屋に取り残された少女は、せまりくる水から逃れるために、屋根によじ登り、悲しみの表情で誰も助けのこない淡い夕方の空を見上げている。46分で止まったままの時計台の向こう、一すじのひこうき雲にかすかな希望を寄せながら。

 

 

 

高台の上や広い敷地に逃れた人たちは、やがて重い防災リュックを下ろし、地べたに座り込みます。

それぞれふとした緊張からやがて持ってきた、水に口をつけ、乾パンでエネルギーの補給をおこないます。

 

家族と生き別れたものは、すぐさま救命胴着をつけたり、必要な物をもって、子供や妻を探しに出かけます。

 

 

防災グッズで助かった

 

防災グッズで助かった、そんな声はやがて誰しもが口々にいうことでしょう。

防災グッズにはたとえどんな災害にでも耐えうる持ち物が装備されております。

 

・1週間分の食料 ・ラジオ ・飲料水 ・下着 ・雨具 ・防寒グッズ ・お薬 ・おむつ ・ 毛布

・カセットコンロ ・シャンプー ・小型テント ・ 歯ブラシ ・ナイフ 等

 

ざっとあげてもこれらのアウトドアな災害時にはどれもやくに立つものばかりです。

最低でも1週間は助けがこないものとして、生活を考えなければなりませんから。

 

 

震災、火山、大嵐、雪崩や土石流など自然災害はまさに戦場です。

一瞬の気の休まる暇のない、まるでとなりのビルの陰から水鉄砲が押し寄せ

ビルの谷間から息を潜めていた瓦礫の山から破片が崩れ落ちようとしています。

 

 

防災セットは補給線の途絶えた戦場で生き延びるための命綱です。

そこにあるものは、自然災害のうちひしがれた気持ちをふるい立たせてくれるものが入っております。

ぜひとも今からでも多くはありません。

 

きちんとした防災グッズを準備しましょう。

 


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